2005-12-23

ロンドン旅行記4日目(12月19日)

ロンドン最終日。楽しい時間ほど早く過ぎるもので、この日は朝から、リスボン組が帰ってしまいました。
久しぶりに再会したマドンナや初めて会ったのにすぐに意気投合したおっさー…名残惜しいです。



僕らはこの日夜の深夜バスで帰るのでまだまだ時間はあります。

まずはフューチャーシステムズのクリケット場。
遠巻きに見て終了。

つづきまして、ハイドパーク。
いい都市にはいい公園がありますね。

ハイドパークは広くて、何もなくて、気持ちよかったです。
しかも野生の動物たちがいっぱいいるし。
男5人で動物と戯れました…


そこから歩いて自然史博物館へ。
ここには4億種類の展示?があるとかないとか。

それって…まず見終わりませんよね。

ということで恐竜と地球の成り立ち?をみて終了。


ここで、あとは各自行ってないところへ別行動で行こうということになったので、僕は、一人で、駅のリノベーションを見て、
初日にちらりとしか見ていなかったミレニアムドームへ行って来ました。


ミレニアムドームはロンドンオリンピックの柔道会場予定地になってました。
何年かごにまたテレビで見ることになるでしょう。


その後、このロンドン旅行で一番気になっていたテートモダンへ最後にもう一度行こうと思い、
再びテートモダンへ。

そこから二時間憧れのテートモダンでぼーーーっとして、

約束の時間になりました。


最後にカイクンとご飯を食べてロンドンとさようなら。


その後発車数分前にバスにドタバタと乗り込み、きつい7時間の旅に出ましたとさ。

最終日の日程は↓
クリケット場メディアセンターNat West Media Centre:Future Systems⇒ハイドパークHyde Park⇒ビジネススクールTanaka Business School:Norman Foster⇒自然史博物館Dinosaur Gallery & Ecology gallery:Ron Herron & Ian Ritchie⇒パディントン駅Paddington Station:Nicholas Grimshaw⇒ミレニアムドームMillennium Dome:Richard Rogers⇒テートモダンTate Modern

2005-12-22

ロンドン旅行記3日目(12月18日)

さて、三日目です。そろそろ疲れもたまって、朝起きると何故か少々筋肉痛。

そんな筋肉痛も吹き飛ばせと、今日は全員集合の記念に写真をぱちり。


そこから、建築見学ツアー開始。
まずはスイスRE。…。ありえない感じのものが建ってます。
なぜか同じようなものをバルセロナで見たような気もしますが…フォスターさんやってくれます。

しかもその隣にはロイズ・オブ・ロンドン。
これまた凄い…。

しかもしかもその近くにはさらにフォスターの最新作とロジャースの最新作が建設予定!!
凄いです。建築で喧嘩してます!

感想としては、スイスREはロンドンの景観を既に形成してしまっているのですが、どうなんでしょう?いいんですかロンドンの人はあれで?ロンドンの人がいいならいいです。。。
ロイズは、いいんですけど、個人的好みでいえばあまり好きじゃない。いい建築だとは思うんですけど。

そして、そこから観光の定番、ロンドン塔・タワーブリッジへと歩いていき、その横を素通り。
タワーブリッジは結構きれいでよかったです。

そして、ロンドン市庁舎へ。フォスターさん。

気が付くと何故か三時を回っていて、辺りが暗くなり始めていました。

はやいなぁーと実感しながら、日本でもコンランショップでおなじみコンラン卿のリノベーション集合住宅とデザインミュージアムへ。


そのご、この日でパリ組二人が帰るということだったので、最後にみんなで思い出作りに、ロンドンアイに乗りました!
ロンドンアイってなかなかどうして。高いんです。
12.5ポンド。日本円に換算すると、驚きの2500円!!

むー。高い…

でもしょうがないです。
みんなでロンドンに来ることもないだろうということで、九人で乗りました…。
締めて2万2500円也。

国費を使ってごめんなさい。
でもロンドンアイも一応設計者いるし、見学ってことで…

そこからは夢の30分間。
ロンドンで一番高いところにいるのではないかと思わせるくらい夜景を独り占めできます。



その後、夜のロンドンを堪能すべくオックスフォードストリートにくりだし、バーへ向います。
一杯目はなぜかベルギービール。。。
しょうがない。
二杯目に期待するかと。思っていたら、そのバーは店じまいを始めてしまいました。

???

その後、いくつかお店を回るも、お酒を売っているお店すらありません。

むむむ。これはどうしたことかと。


どうやら日曜日だったのがいけなかったみたいです。
あるお店では『日曜日は夜10時半以降はお酒は販売できません』と書いてありました…


そういうことですか。
次の日からきっちり働くために、日曜日は早く寝なさいと。
なるほど。

しかたなく帰りました。


本日の日程↓
スイスRESwiss Re Headquarters:Norman Foster⇒ロイズ・オブ・ロンドンLloyds of London:Richard Rogers⇒ロンドン塔Tower of London⇒タワーブリッジTower Bridge⇒ロンドン市庁舎London City Hall:Norman Foster⇒バトラーズ・ワーフButlers Wharf:Conran & Partners⇒デザインミュージアムDesign Museum:Conran & Partners⇒ロンドン・アイLondon Eye:David Marks&Julia Barfield

2005-12-21

ロンドン旅行記2日目(12月17日)

まずは昨日の夜イマイチ分からぬままだったグレートコートへ行きます。
空に雲ひとつない快晴なのできっといい写真が取れるだろうと期待していきました。

大英博物館はその期待を裏切らないで僕たちを待ち受けてくれました。

昨日の夜とは違ってかなりきれいな空間に仕上がっています。
それでも何故か見た写真とちがうなぁ~と思っていたら、




建築ガイドブックに小さく「写真は全てCGです。」と。
おふ。





そういうことだったんですね。空があんなに青く透けていたのは、CGだったからなんですね…

と、少しがっかりしたものの、これはこれでなかなかいいのでよしとしとする。

大英博物館を午前中ゆっくり回り、分かったことは…イギリス窃盗罪確定。
人のもの盗みすぎ。
それを堂々と公開してはいけません。あそこまでやると開き直りですね。

そしてその後、近くにある建築界のビートルズ的存在であるアーキグラムのロン・へロンのイマジネーションビルをこそっと、ちらっと見ました。ほとんど見えなかったけど…

その近くに思わぬ収穫があって、ロンドンのこれから建つ建築たちがいっぱい模型で並んでいるのを発見。ロンドンオリンピックの会場なんかも模型で置いてありました。



この日はさらに目的となる建築を二つ見ました。
ノーマン・フォスターのサックラーギャラリーとトニー・フレットンのリッソンギャラリー。

サックラーギャラリーは非常に狭い空間でしたが、フォスターにしては押えが利いててよかったです。
ここはもともと二つの建物の間、外部空間でしたが、そこをガラスを使ってうまく内部化しており、外部の痕跡をのこしながらリノベーションしていました。

リッソンギャラリーはそれなりにきれいな建物でしたが、どこがどういいのか僕にはあまりよく分かりませんでした。

この後、ナショナルギャラリーで絵画を見学。



さらにメインイベントは夜です!
ロンドンといえばミュージカル!!
ということでめぼしいミュージカルをピックアップ。

まずはオペラ座の怪人。○野さん(ブリュッセル)が是非見たいとダダをこねましたが、タニ(パリ)の反発にあい断念。

次に、マンマ・ミーア。これは個人的に見てみたいものだったんですが、人気作品につき値段が高い&ソールドアウト。さすがです。

そして、実は最初に候補に挙がっていたものの、コミ(ミュンヘン)が一度見たことがあるということだったのでやめとこうかと、言っていたWe Will Rock You。
が、どうせ見るならはずれのないものを見ようとコミが言ってくれたので結局これを見てきました。

こんなときもさすがヨーロッパ、学生割引があるんですね。
まぁそれでも決して安くはないんですけど、普通に買うよりはずっと割安。
格安チケット屋さんよりも正規学割のほうがやすいってなかなかいいことですね。
是非日本でももっと学生に対して文化の門を広げて欲しいです。

そして、結果的にはみんな大満足。
QUEENの名曲ばかりを組み込み、生演奏で聞かせてくれる。
しかも観客たちが見慣れてるせいか、合いの手・拍手が完璧。
最後はみんなで歌って、スタンディングオーベーション。
本場のミュージカルを堪能しました。
終わりよければ全て良し。


この日はミュンヘン組のカイクンの到着を深夜まで待ちました。これで全員集合。

是非日本でもミュージカルを見たいと思いながら寝ましたとさ。

本日の日程↓

大英博物館グレートコートThe Great Court,The British Museum⇒イマジネーション・ビルImagination Buildings:ロン・へロンRon Herron⇒The Building Museum⇒リージェント・ストリートRegent St.⇒サックラーギャラリーSackler Gallery:ノーマン・フォスターNorman Foster⇒リッソン・ギャラリーThe Lisson Gallery:トニー・フレットンTony Fretton⇒ナショナルギャラリーNational Gallery⇒Dominion Theatre

2005-12-20

ロンドン旅行記1日目(12月16日)

さて、前夜から深夜バスで揺られること7時間。さすがにきつかったです。

なんといっても今回はベルギー⇒フランス⇒イングランドという三カ国をバスで移動という過酷極まりない深夜バスです。
おかげで国境をまたぐ度に起こされてパスポートチェック…しかもちらりと見るだけ。

だったらやらなくていいじゃないかと。突っ込んでやりたくなりました。



そしてドーバー海峡をフェリーで渡ります。深夜なので何も見えませんでした。というかずっと寝てました。


そしてようやくたどり着きました。

なんとロンドンは時差があるんですね!びっくり。

ブリュッセルとは一時間違いました。

なので着いたのは朝五時です。

もちろんお店はほとんど閉まっています…しかもポンド持ってません…


うろうろしつつキャッシャーを発見!やはりブリュッセルとは違って街のあちこちでPLUSマークのついたキャッシャーが設置されています。

よかったよかった。




同居人二人は課題がでているため駅の調査を始めました。

なので僕は一人でそこらを歩き回ることにします。


今回のロンドンはAUSMIPという留学のプログラムでヨーロッパに来ているみんなと会うのが一つの目的。

その集合が11時にテートモダン。

テートモダンは建築やってる方ならずとも知っている現代美術館ですが、ヘルツォーク&ド・ムーロンの代表作ですね。

ここに集合しようというなんともありがちな建築学科生の発想ですが、ご容赦ください。


その集合までだいぶ時間が合ったので歩いてバッキンガム宮殿やらウェストミンスターやらビックベンやらいわゆるこれぞイギリスという恥ずかしいツアーを早朝にやってしまいました。
そのまま5キロくらいをゆっくり歩き続けて二時間、先発組が泊まっているユースへ向います。

その道中も早速めぼしい建築たちに出会いながら、そのたびに一人感動してます。

変なアジア人いっちょあがり!




ユースでみんなに合流しました。

まずは朝食中のマドンナ(ポルトガル:リスボン組)に出会う。

三ヶ月くらい前に一緒にシンガポールからフランスまで来た時以来で、感動の再会です。

あの頃は不安がいっぱいで二人であれこれと心配しながら乗ってた飛行機を思い出します。


そしてその後すぐおっさー(ポルトガル:リスボン組)を紹介される。彼の第一印象はおとなしい髭の方。


今回ロンドンの宿を手配してくれたコミ(ドイツ:ミュンヘン組)は部屋で寝ているようなので、調査を終えたベルギー組のさとちゃんとONOと五人で早速いろいろ見学して回ります。

今回泊まったユースはかなりいいところでセントポール大聖堂(クリストファーレン!!)のすぐ横。

近くにあるめぼしい近代建築を見て回り、時間がちょうどよさそうなので集合場所のテートに行きました。




11時にテートモダン集合のはずが、待てど暮らせどパリ組の二人は現れません…
でも、そんなのへっちゃらです。だって時間にルーズなヨーロッパ人にはなれてるから!と、強がってみました。


結局パリ組はしばらく送れて登場。

しかも再会はミレニアムブリッジの上!!あれは奇跡でしたね。


その後、初日はみんなで張り切ってロンドン東部のドックランド付近へ。キャナリーワーフ駅やレイバンダンスセンターを見て回ります。



レイバンダンスセンターはかなりきれいでした。

素材が面白くて、ポリカ?みたいな素材でファサードを作っています。

そして外向も面白いです。

青山のプラダなんかでもやろうとしてるんですけど、ランドスケープデザインで空間を作ろうとしています。

ここではステージを作り上げていました。

内部は隔週に予定されているツアー以外は立ち入れないということだったので、付属しているカフェにだけ入ってお茶してきました。




さて、この時点で夕方の3時半くらいなんですが早くも辺りが暗くなってきます。

ブリュッセルでも暗くなるのが早いですが、ロンドンは異常です。早すぎです。

四時にはあたりは暗くなり、五時には真っ暗。

おかげで眠くなるのが早い・・・。


その後も一日目にしてかなり気合をいれて、夜の大英博物館へ。


大英博物館といえば、グレートコートですよね。ノーマンフォスターの。

高校生の時に買った『ガラス建築』という本でずっと見ていた、あの大英博物館。中庭にガラス屋根をかけて中庭を室内化しています。


そこに太陽の光が…




って、あれ?入ってきてない。



むむむー夜だったのか。残念。

この日はイマイチグレートコートの良さが分からぬまま終わりました。


本日の日程は↓です。


ヴィクトリア駅Victoria Station⇒バッキンガム宮殿Buckingham Palace⇒ウェストミンスター寺院Westminster Abbey⇒ビッグベンBig Ben⇒国会議事堂House of Parliament⇒ウォータールー国際ターミナルWaterloo International Station:Nicholas Grimshaw⇒IMAXシネマIMax Cinema:Bryan Avery⇒ナショナルシアターNational Theatre⇒テムズ川RIVER THAMES⇒セントポール大聖堂St.Paul's Cathedral⇒ブラッケンハウスBracken House:Michael Hopkins⇒ミレニアムブリッジMillennium Bridge:Norman Foster⇒テートモダンTate Modern:Herzog & de Meuron⇒キャナリーワーフ駅Canary Wharf Station:Norman Foster⇒レイバンダンスセンターLaban Contemporary Dance Center:Herzog & de Meuron⇒大英博物館グレートコートThe Great Court,The British Museum:Norman Foster

2005-12-15

終了。

今日で前期の授業終了?みたいです。


ヨーロッパの学生はぞくぞく母国へ帰っていきます。

で、僕らは今晩からロンドンへ行って来ます。


今回の目的はAUSMIP(留学プログラム)のみんなと会うことです。
もちろん建築もいっぱい見てきます!

帰ってきたらいっぱい写真載せますのでこうご期待!!

2005-12-14

携帯電話もってません。

時間に対する感覚がヨーロッパに慣れてきました。


といっても、ただルーズになっただけですけど。


ヨーロッパの人と待ち合わせをすると必ず遅れて来ます。
これは友達同士の待ち合わせに限らず、授業にも先生が遅刻してきたりもします。


先日、友達のバースデイパーティがあったのでそのご招待を受け、ドイツの子と待ち合わせをして行くことになりました。
この子とは学校のグループワークも同じグループで、結構仲良くしています。

が、!!なんとその子は約束の1時間半後にやってきました…

当然寒い中そんなに長時間待っていることもなく、一時間弱待って帰りましたけど…。

そんなとき、携帯電話を持っていない僕はどうすることも出来ません。


携帯電話はこちらに来た当初買おうかとも思ったんですが、しばらく様子を見ているうちに、そんなに必要性を感じなくなり持たなくてもいいだろうと結論付けました。
しかも、半年間携帯電話を使わないとかなり経済的!

日本では街中あちこちで携帯電話をいじっている姿を見かけます。
電車の中とか待ち合わせ場所とか。
それが普通だと感じていました。
携帯なかったらどうやって人と会うんだろうかと。

しかし、ヨーロッパの人たちは携帯電話を持っていても余り活用しません。
メールなんかしないし、約束するときは事前にきちんと場所と時間を言っておくし、、
少々待ち合わせに遅れても、電話なんかしないでずーーーーーーーっと待ってます…。

こんな状況です。

時間に対する感覚が根本から違うんです。。


日本とブリュッセル。どっちが正常なんでしょうか???

2005-12-12

髪切りました。

何かと留学に際して不安を抱いてましたが、どこで髪を切ろうかというのも結構大きな不安でした。


インターナショナルクラスの友達はある日突然坊主頭になっていたりして、この不安な気持ちを更に増幅させてくれました。
彼が言うには、ブリュッセルではよくあることらしいです…。(失敗⇒坊主)


が、そろそろブリュッセルにも慣れてきて、髪の毛も伸びたし、まぁいいか。と、割り切って美容室に行ってきました。

日本ではもちろん言葉が通じるのでなんとでもなるんですけど、ここブリュッセルはフランス語。バイリンガルな人が多いけど、フランス語とオランダ語。。。
でも、そんなことにはめげません。

強く気持ちをもって、フランス語と格闘しながら切ってきました!!


ま、終わってしまえば何てことないんですけどね…

そんなこんなの週末を過ごしました。
相変わらず元気です。

今週末はロンドンへ行ってきます!久しぶりに英語がちゃんと通じる国です。
AUSMIPでヨーロッパ中にばら撒かれた学生で集合してきます!

2005-12-06

1206聖ニコラ祭

『聖ニコラ祭とは、オランダとベルギーに伝わるお祭りで、聖ニコラが、スペインからお供のズワルトピットと共に蒸気船でやってきて、1年間良い子にしていた子供にだけプレゼントをくれるというもの。』です。


ブリュッセルの街には飾りつけが施され、屋台などがたくさん通りに並びます。
このお祭りは子供のためのお祭りで、ベルギーの子供たちはクリスマスよりもこの聖ニコラ祭のほうが楽しみだとか。


朝、ブリュッセルの街を歩いてみると、ところどころでサンタクロースの格好をした人に出くわします。何で朝から??と、ちょっと不思議な感じがします。

広場にはスケートリンクが出来たり、観覧車が出来たりして華やかな感じに仕上がっています。普段
は都市の中のオープンスペースとして広々としているところだけに、華やかさはかなり増しています。


出店の中身はさすがベルギーといった感じです。
まず定番なのがホットワイン。みんなホットワイン片手に歩いてます。さらに、ワッフル、チョコレート、チーズなど。そして、ブリュッセル名物ムール貝の出店もあります。


そこで、ちょっと勇気を出していろいろトライしてみました!


まずはエスカルゴ!人生初のカタツムリくんです。フランス語圏のブリュッセルだけにエスカルゴまで屋台で食べれるんですね~で、感想はというと、、、、意外に美味しい!!ですね。貝みたいで。ぐっど!

次にトライしたのはムール貝です!ブリュッセルではムールはRの付く月は食べごろだという話を聞きまして、ずっと食べよう食べようとチャンスをうかがってたんです。そして、ついに今日食べました。まぁエスカルゴを食べた勢いですね。ムール貝生食しました。マスタードの酸っぱいのにつけて食しました!結構いけましたね。うまい!びっくり。

最後はムール貝を食べたお店で、目の前にあったカキを衝動買いしまして、食べました!ムールに比べてお値段がかなり高かったんですけど、物は試しだと。開拓者スピリッツでいきました。
食べてみるこのカキ美味しいのなんのって!!!かなり行けます!

が、生カキです…外で軽々しく食べてよかったんでしょうか??一応お魚屋さんの前に出来てた屋台だったのでいいかと思ったんですけど…
果たしてどうなることやら。

今晩が山場です。

あたらなかったらもう一度食べに行きます!!

あたったら寝込みます。明日学校休みます…

では。頑張ります 僕のお腹…。

2005-12-05

近況

最近あまり更新していなかったので反省。
ちゃんとこつこつ書いていこうと思ってます。


こちらに来てから早くも二ヶ月が過ぎてしまい、きっとあっという間に12月も終わってしまうんだろうと。

そこで、最近は短時間でもヨーロッパでしか出来ないことをしようと心がけています。


まずは建築の勉強だと、ヨーロッパの学生しかだせないコンペに応募しようと思っています。

敷地はパリのエッフェル塔の下にある美術館です。
そこを≪アクセス フォー オール≫というテーマでバリアフリーデザインするというものです。
今までにこんなに縛りのきつい課題をやったことがないので、自分にとってはかなりためになるんじゃないかと思ってます。


そしてそんなコンペの合間にもやっぱり旅行をしようと心がけています。

せっかく学校からお金を出してもらって、時間もあるので、いろいろ見ておこうとしています。

もう既にベルリンやフランス北部やベルギー内をまわっているんですが、
12月中旬にはロンドンへ、クリスマス後はオランダ・ドイツを、
2月からはブリュッセルからパリへと移るので、2月後半には南仏を旅行してみたいと思ってます。


そんな建築を見る旅行をしているとかなり設計をしたくなります。

そろそろ友達も就職活動を始めたようで、自分の将来を考えないといけない時期なのかと。
お金にならない設計事務所に行くのか 企業に行くのか 設計するのかしないのか などなど

留学中にいっぱい建築や街をみてまわって自分を見つめなおします。
帰る頃には心が決まってればいいけど…

2005-11-27

ベルギーの家庭

昨日、ベルギーの家庭を経験して来ました。


訪れたのは、昨年同じプログラムAUSMIPで日本に来ていたステインの家です。

ステインとは去年日本にいるときから仲がよくて、冗談で、来年は僕がベルギーに行くから向こうで会おうね!などと話していました。(まだそのときはAUSMIPは継続しないと思っていたので…)

実際にベルギーに来て彼の家に招いてもらうとはその頃はちっとも考えてませんでした。


ステインの家はゲントというベルギー第二の都市から更に電車で20分くらい行った住宅地にありました。

彼の家は古いレンガ造りの家でしたが、隅々まで手入れをしてあり、僕たちを招くためにいろいろと準備をしてくれていました。


彼の父、母、姉。さらに、来年結婚予定のステインの彼女。そして、なぜかステインの姉の彼氏もいました。
お父さんはカーペンター(大工)で、家の中のあらゆる家具を作っていました。もちろん家も。




ステインは昨年日本に留学中に彼女をベルギーから呼んでおり、箱根のロープウェイで彼女にプロポーズをしたそうです。
実は高校生の頃から7年間ずっと付き合っているんだとか。


ワインを御馳走になったり、ベルギーの家庭料理を御馳走になったり。

すばらしい一晩でした。

2005-11-23

日本に帰りたい。

いえ、そういう意味じゃないんです。



最近きっちり自炊しています。

三日に一度当番が回ってきて、そのときの気分で作っています。


最近はめっきり寒くなってきたのでスープ類が我が家では大流行です。

コンソメ入れて、野菜をたっぷり入れて食べてます。


ご飯はもう鍋で炊くのにもすっかり慣れて失敗なんてしません。

なんか強くなってる気がします。。。



そんな我が家で料理長の称号を得て、今夜は豚の角煮を作りました。



が、問題があります。

それはヨーロッパには適度な肉が売っていないということ…。

肉だけじゃないんです、魚介類は高いし、イカは売ってないし。



料理に目覚めたとたん日本のスーパーに行きたくなりました。

あそこに行けば大体日本料理作れますから…。あと、納豆が食べたい…。


ああ、グルメシティに帰りたい。

2005-11-19

芝生のお話

11月中旬になっていよいよブリュッセルも寒くなってきました。

ここ何日かは最高気温も一桁台。最低気温はマイナスの世界です。

そして今年の冬は寒波が来るそうです…

予想では-20℃まで行くとか…ヤバイ。


そんな冬を向えようとしているブリュッセルですが、先日学校の授業でLUVENという街に行きました。

そこで見たのは、街ごとリノベーションするという保存方法でした。

街の中の古い建物を大学として再利用し、街と大学が一体となっていました。

今、某九州の大学ではキャンパスを郊外へと移転する真っ最中ですが、やはりルーヴェンのような街とうまく重なっているものを見ると、
今更ながら郊外への移転に疑問を覚えます。


が、今回はそんな大学移転についてではなく、芝生についてです。

ルーヴェンに行った際にも改めて思ったんですが、こちらでは芝生が非常に多く、きれいに生えています。ちょっとした公園でも緑が美しく、子供たちがその上でサッカーをしていたりします。


が、日本ではなかなか芝生が育ちません。
箱崎のキャンパスでは夏ごろに芝生を育てるために、しばらくの間すごく大掛かりな設備で水遣りをしていましたし(それでもあんまり生えていなかった…)、ちょっとした公園では芝生なんて生えていません。

この違いはなんなのかと。

こちらの公園などが日本に比べてせっせと手入れをされている様子もありません。

ということは、芝生の質が違うのか??それとも土が違うのか??

などといろいろ考えましたが、分かりません…。


それにしてもきれいな芝生が多いブリュッセルです。


これからの時期、寒くなる中であの緑が保たれるのかどうか。
もし今までの緑を保つようなら、是非日本もその芝生を輸入しましょう!

芝生によって作られる緑はすごくいいものですし。

2005-11-11

ベルリン:感想編

今、『プラハの春』という本を読んでいます。
もちろん日本語ですが。
話の舞台は冷戦中のチェコ・プラハ。その中で重要なかかわりをする東ドイツ(DDR)。
東側諸国と西側の違いが鮮明に描かれています。


そんな中でかなり特殊な位置づけにあるのがベルリンだったのではないかと。
一つの都市が違う国として成り立っていた。ベルリンの西ドイツ側へ行くにはスペシャルトレインで西側の都市からしかアクセスできないという状況。もちろん東からは行けませんが。

今回建築を見てまわると、そのルートはまさにかつてベルリンの壁があった場所を巡るルートになっているのです。
つまり、近・現代建築は東西ドイツが互いの力を示すかのように建てられているということなのでしょう。さらに、ベルリンの壁崩壊後、未開発の東側に手をつけたためでしょう。

ドイツは日本と共に第二次世界大戦で負けた国です。

都市景観は他のヨーロッパの都市とは違っていました。
ブリュッセルは、“ミニパリ”という感じを持っていますし、去年行ったコペンハーゲンもパリとは違うものの建物保存の方向性。。
オランダは独自の路線を行っていますが…。


それに比べるとベルリンは特殊な空気を感じました。
何か日本に近い空気です。
ドイツも日本も戦後すさまじい経済発展を遂げ、それによって都市が作り上げられたのでしょう。
ベルリンにはカイザーウィルヘルム教会という戦時中に一部破壊された建物が残っていますが、その他の建築は非常に現代的です。これはあくまでも感想ですが、ドイツも日本も敗戦の記憶を消そうとしているのかと。
ものすごく古い歴史的な建築の横に現代建築を建ててしまうとか。(たとえばケルン大聖堂とか)

まぁとにかくなんとなく都市の感じが似ているんです。

ヨーロッパは国と国が陸続きで、かなりアクセスも楽に出来ます。
しかし、面白いことに国が違うと全く雰囲気が違う。。。
さらに、こんなに違うのにEUとしてまとまっている?。
ユーロで統一通貨だし。

今回のベルリン旅行はドミニク・ペローのヴェロドームに感動し、さらにヨーロッパの都市の違いを肌で感じました。

2005-11-10

ベルリン:体験編

ベルリンは寒かった。です。

ベルリンへはブリュッセルからユーロラインというバスを使って移動しました。このバスはヨーロッパ内を安く旅行する際にはすごく便利です。安いし、簡単にチケットは取れるし。

さて、ユーロラインに揺られること10時間余り。やっとの思いで着きました。
途中、速度無制限で有名なドイツの高速道路、アウトバーンを通りました。(たぶん)アウトバーンは近年速度制限区間が多くなり、約半分が速度制限されています。さらに、速度無制限であってもトラックは80㌔で走らないといけないなど、いろいろ規則はあるようです。
が、夜中バスから見た景色は経験したことのないスピードでした。バスがあんなに早く走るとは…。更にそのバスを相対速度60㌔くらいで抜かしていく乗用車たち…。きっとあの車の中ではキンコン♪キンコン♪と、一昔前の車ならなっているでしょう。


そんな過酷なバスを降り、ベルリン中心部へ向かい、朝食をとりました。もちろんソーセージです。マスタードとパンで食べます。
回りではドイツの方々が普通に同じようなものを食べてました。きっとあれは日本でいうコンビニのおにぎりのようなものなのでしょう。


さて、ベルリンではユースホステルに泊まりましたが、ユースは普通のホテルに比べると格段に安いんです。だいたい一晩20ユーロ。3000円弱です。
が、僕たちはブリュッセルでは月130ユーロで部屋を借りているので、3日間で60ユーロはちょっとお高く感じてしまいます。まぁしょうがないので払いますが…。

ベルリン滞在中は食事はとにかくソーセージとビールとパン。あと、ケバブ。
ドイツのご飯は美味しくないと聞いていて、しかもジャガイモが嫌いなので、最悪だなぁと内心思っていたんですが、全然そんなことありませんでした。
結局ジャガイモは食べなかったし、ソーセージとビールの組み合わせが最高に美味しかったです。

二日目はヨーロッパに来てから急に聴き始めたクラッシック音楽を聴こうと、いそいそとベルリンフィルハーモニーへと向かいました。
開園の一時間半前から発売されるチケットを買うと、通常よりかなり安くチケットが手に入ります。さらに僕らは学生割引を使って、なんとたった10ユーロでチケットをゲットしました!!
しかも席はBブロックというなかなか良いところ。


ベルリンフィルは音響の授業で音の比較とかを聞かされていたのですが、やっぱり音楽は数値じゃないですね。あの場にある雰囲気と混ざり合ってこそのベルリンフィルなのだと…。と、ちょっと知ったかしてみますが。
そんなことはどうでもいいんですけど、やっぱりいいものはいいです。何も分からない僕たちですら感動できるんだからすごいです。
いつかきっとニューイヤーコンサートに行ってみたいと思いました。


食から芸術・建築などいろいろ体感したベルリン滞在でした。


ちなみにドイツの電車はチケットのチェックが厳しかったです。ブリュッセルとは大違い…。
さすがドイツはきっちりしてますなぁ~

次回はベルリン:感想編です。

2005-11-08

ベルリン:建築編

行ってきました。ベルリン。

薄暗いイメージやら、未発達な感じやらを抱きつつ初めての東側です。

旅行日程は、1日目:ベルリンにて建築を巡る その12日目:同上 その23日目:同上 その34日目:デッサウにて建築を巡るみたいな感じです。


建築を挙げると、

1日目:ドイツ連邦議会新議事堂/ライヒスターク【ノーマン・フォスター】⇒ブランデンブルク門⇒DG銀行【ゲーリー】⇒文化センター【ギュンター・ベーニッシュ】⇒ホロコーストメモリアル【ピーター・アイゼンマン】⇒ポツダム広場【いろいろ】⇒新ナショナルギャラリー【ミース】⇒オランダ大使館【OMA】
2日目:アルテス・ムゼウム【シンケル】⇒ペルガモン博物館⇒ギャラリーラファイエット【ジャンヌーベル】⇒ユダヤ博物館【リベスキンド】⇒ベルリンフィル
3日目:バウムシューレンヴェク・クレマトリウム【アクセル・シュルテス+シャルロット・フランク】⇒ヴェロドーム【ドミニク・ペロー】⇒AEGタービン工場⇒カイザー・ウィルヘルム教会⇒ホロコーストメモリアル夜景
4日目:バウハウス⇒オランダ大使館⇒ユニテダビダシオン【コルビジュエ】⇒オリンピックスタジアム

という、かなり詰まった旅行でした。


一つ一つの感想を書くことは出来ないのですが、この中で特に印象に残っているのは、ホロコーストメモリアル・新ナショナルギャラりー・ユダヤ博物館・ベルリンフィル・ヴェロドームといったところでしょうか。
ホロコーストメモリアルは最近出来た記念碑的博物館で、地下に博物館を全て埋めてしまい(といってもそんなに大きくないんですが)、地上にはコンクリートの塊でモニュメント的なランドスケープを作り上げていました。地下の博物館のプランがきれいで、かつ展示もなかなかぐっと来るものが多かったです。
新ナショナルギャラリーは、三代巨匠の一人、ミース設計のもので、圧倒的なきれいさを持っていました。ミース建築は初めてだったので、感動しました。
ユダヤ博物館は、かなり前から平面図をよんだり、写真で見たりしていたので、今回のベルリン旅行の中では一番気になっているものでした。デコン建築を実際に見るとどうなのか、いままで体験したことがなかったのですごく興味がありました。行ってみると、やはりダニエル・リベスキンドがかなり力を入れて作ったのであろうということがわかりました。さらに、自分の卒業設計はこれを目指していたのかと実感しました。イメージしていた空間が似ていました。
ベルリンフィルは物凄くよかったです。というのも、実はちゃんとオーケストラを聴いてきたんです。これはまた別件で書きます!!
ヴェロドームもすごく良かったです。あんまり大きい建築に興味はないかと自分では思っていたんですが、このスタジアムをみて建築家のすごさが分かりました。ボリュームの操作によって今までにない、スタジアムと緑との距離感を作っています。言葉でなかなかあの感動を伝えきれないのですが…。写真を見てください。あとは、帰ったら熱く語ります。

今回の建築MVP(MVA?)はヴェロドームです。ミースも良かったけど…。

こんな感じでいっぱい建築を見てきました。


ベルリン:体験編で他のベルリンの印象など報告したいと思います!

2005-11-03

今夜から

5日間ベルリンへ行ってきます。


今回は夜行バスで、8時間くらいかけて。

ベルリンはブリュッセルやパリと違った雰囲気だろうと、今から楽しみです。

いっぱい建築を見てきます。


では。

2005-11-02

Study Visit@LIEGE

今日はまたブリュッセルを出ました。
今回の授業はリエージュです。
リエージュはブリュッセルとパリ、ケルンの丁度中央にある交通の要となる都市です。

本日はまず、橋を多く手がけている組織設計を訪問しました。そこは、フランスのアビニョンの近くに最近かなり大きな橋をかけたらしく、そのレクチャーを受けました。
彼らが言いたかったことは、きっと、建築家のデッサンよりも、我々の計算や施行方法によって橋は出来たのだと。。。その通りです。

そこではレクチャーを受けただけで終了です。

次に、現在建設中のリエージュ駅に行きました。ここでも、設計事務所の方にレクチャーを受け、その後実際に現場を見てまわりました。

みんなヘルメットをかぶっただけでおおはしゃぎしてました。
…。


この駅は、カラトラバの設計のものらしく、大空間の駅が出来上がっていました。
日本の常識は駅に関しては全く通用しません。
卒業設計レベルの駅ですら日本では大空間をつぶしてしまう方向で設計します。
きっと大空間に対する何かしらの抵抗とか、要らないものを作ってはいけないというような強迫観念があるのでしょう。

が、同居人のK君の言葉を借りると、「大きいことはそれだけで意味がある」とか。


確かに大空間の駅はすごくいいです。今日見たのがいいかと言われるとそうでもないですが…。


もっといい駅が日本にもたくさん出来るといいのになぁと思います。
そんな感じで今日のリエージュは二つで終了でした。いまいち…。

2005-11-01

芸術の秋-ブリュッセル

そろそろ寒くなってきた今日この頃ですが、
こちらは最近イイ天気が続いています。

最近はブリュッセル市内で芸術を堪能しています。
音楽の秋です。
まず、先週の土曜日に楽器博物館というところに行って、コンチェルトを聴いてきました。
ピアノとバイオリンのコンテンポラリーミュージックでした。
なかなか現代音楽は難しかったです。
が、それなりに楽しめました。
しかも、学生さんは3.5ユーロで聞けるんです。



そして、昨日は先日しりあった建築家の人に連れられて、コンサートに行ってきました。
このコンサートは日本国際なんとか?が主催するもので、僕らはタダで聞くことが出来ました。
タダとはいっても、すごく立派な方がいらっしゃってて、きっと日本でこのコンサートを聞いたら1万こえるんだろうな~などといらぬことを考えていました。

内容はピアノとフルートのフルコンサートでした。そのなかに「春の海」とか何曲か日本の曲も演奏していました。
クラッシクは日本ではまったく聞いてなかったのに、こっちに来てから早くも二回も本物を聞いてしまいました。
しかも演奏会後にピアノを弾いていた方たちとお茶をしまして、そのときにいた音楽家の方たちから次のお誘いなども受けました。
社交辞令で終わらせずに、聞きに行ってこようと思います!!


そんな芸術の秋です。

2005-10-27

ベルギーの建築事情

せっかくベルギーに来てるのでこの際いろいろとアクティブに動こうということで、

いろいろなツテを使ってベルギー在住の日本人建築家の方に会いに行きました。

その方は、高校卒業後にベルギーに留学して、その後ずっとこっちで働いているそうです。


昨日は事務所へ顔をだして、その後お話を聞きながら昼食をとりました。


そこで聞いた話によると、ベルギーでの事務所の仕事は大半はリノベーションであるとか。

やはり規制が厳しいので新築をするにはコストがかかるし、なかなか許可が下りないとか。

そんな中でもベルギーみたいな小さい国の中にいっぱい「建築家」がいるってことはやっぱり仕事があるってことですよね。



今後はさらにいろいろな事務所を紹介してもらったのでそこにも顔を出してみようと思います。
あと、すこし仕事の手伝いとかもしてみようかと・・。

せっかくの4ヶ月半なのでベルギーを普通には知れない角度で見てみたいと思います。

2005-10-25

デザインスタジオ@ブルージュ

デザインスタジオでは今都市のオープンスペースとか、そのコネクトをデザインするという課題をやっています。先週のデザインスタジオでは実際の都市に繰り出して見てみよう。
という感じで、ブルージュへと行ってきました。
ブルージュはベルギーの中でもオランダよりの北西に位置しています。ブリュッセルからだと電車で1時間ちょっとでした。

ブルージュはとてもいい街で、観光化されているものの、過剰な観光開発は行われていませんでした。クリーク(水路)が都市の中を巡っています。

そーいえば前期の間はクリーク集落をいろいろ見てまわったことを思い出します。
クリーク集落といっても福岡の柳川のちょっとはずれにあるようななんてことないものなんですが、そこにも水路が今でも残っています。

そこを調査したり、コンペの対象敷地にしてプレゼンしたりしてました。
僕が思うには、クリークが今の柳川でいまいちきれいな存在として残っていないのは、水面の高さに原因があるのではないかと。
実は昔は水系がきちんと管理されていて、道路も今より高くなくて、視線と水面の位置が微妙に近かったのでは?と、思ってます。

そう思ってブルージュのクリークを見ると、ここの水面も歩道との距離は近いんです。
というか、クリークを意識して歩道を整備すれば自然とそうなるはずなんですけど…。
そうなっていないということは…。

それにしてもブルージュはきれいでした。
そして、なんと!ブルージュパビリオンが残っていました!!
建築関係の人ならどちらかというとこっちに興味があるんじゃないかとおもいますが。
伊東豊雄設計のブルージュパビリオン。
てっきり撤去されているものと思っていましたが、ありました。
パビリオンなのでちょっと汚くなってはいましたが、この頃の伊東さんはやっぱりキテルなと感じます。(それに比べて“ぐりんぐり”は終わってる気が…)


そんなこんなのデザインスタジオです。

パリに行ったり、ブルージュに行ったりと遊んでばっかりいるように思えるかもしれませんが、これも授業です。
しっかりやってます。あしからず…。

2005-10-20

週末パリ旅行

先週、急に思い立ってパリへと週末を使って旅行することにしました。

日本からだと気軽に行けないんですが、ブリュッセルからだとなんとバスで34ユーロです。


実はブリュッセルの次の国はフランス・パリなので無理に行かなくてもと、思われますが、後期は後期で南仏を攻めたいと思っているので前期のうちに何とかパリの建築を見ておきたいと思ったんです。
パリは半年前に卒業旅行のときにも行ってるので今回が二回目でした。


パリでは主に近代建築を中心に見てまわりました。近代建築の巨匠、ル・コルビジュエさんを中心に(?)その師匠のオーギュスト・ペレとかいろいろ見てきました。

やっぱりずっと教科書で見てきた建築ばっかりだったので感激しました。

今回のAUSMIPというプログラムのメリットは多くの建築・街を見ることが出来ることだと改めて実感しました。6ヶ月という短い時間の中で得る「何か」はこういう旅行から生まれるのではないかと。

写真は、サヴォア邸(ル・コルビジュエ)⇒カルティエ財団(ジャン・ヌーベル)⇒ル・ランシー(オーギュスト・ペレ)⇒ロンシャンの教会(ル・コルビジュエ)⇒ラ・ロッシュ・ジャンヌレ邸(ル・コルビジュエ)です。

その他にもいっぱいいいものを見たんですが、今回の中心の建築たちを載せてあります。



余談としては、ロンシャンの教会に行くときにフランスの田舎を通り抜けて電車で四時間くらい走ったんですが、その時に見た田舎町がすごく良かったです。後期は研究課題としてフランスの田舎町を見てまわろうと思っているんですが、今から楽しみになって来ました。
農業大国のフランスの国土は日本の1.5倍で、人口は日本より少ない。まぁ正確な数字は分かりませんが。。なので、ゆったりと農地を作れるのかなと。自然の残し方を見ても余裕が感じられる。そして全て安全側で設計しすぎている日本と比べて、自然の木々や川・水路を非常にうまく「手を入れていない」。そんな感じを随所に見受けられました。
きっと、田舎町として成熟しているのではないかと思われます。日本の田舎町もそろそろ発展ではなくて、成熟の方向へ向かうべきなのではないかと思われました。

でも、写真はありません(^-^;;

2005-10-13

節約生活

2日ほど前からようやく自炊を開始しました。

初日は三人の中で唯一一人暮らし経験のある僕が料理を担当しました。。


福岡でもあんまり料理はしてなかったけど、

ブリュッセルには美味しくて安くて栄養のある学生食堂らしきものはないので、

自炊をしないと栄養バランスが簡単に崩れてしまいます。

なので、自炊をします。



初日のメニューは『ブロッコリーとベーコンのパスタブリュッセル風』と、『ミックスサラダ』。

安く買った調理器具たちが悲鳴を上げたんですけど、何とか調理してやりました(^-^*)

で、野菜を久しぶりに思う存分食べました。

お一人3ユーロ。


昨日は同居人のK君が担当。

フランクフルトとブロッコリー(昨日の残り…)とスクランブルエッグと、、パン。

朝ごはんみたいなメニューですが、栄養は十分。

お一人1.9ユーロ。


さてさて今日は何を食べられるのかな??



ヨーロッパでは朝からしっかりりんごやらバナナやらチーズやらを食べて健康的に暮らしてます。

きっと日本に帰る頃には体の中がきれいになってるはずです!

2005-10-11

Brusselsの交通事情②:ストライキ

ここブリュッセルには鉄道とは別に、三つの交通手段があります。

メトロ・トラム・バスです。
この三つを駆使することでブリュッセルのあらゆるところへ移動可能になります。

この三つは相互に対応していて、1.5ユーロでチケットを一枚買うと、一時間どれでも乗り放題になります。
でも、誰もチケットを確認しません。
ブリュッセルでは信頼関係で全て成り立っていて、「チケットは自分で買ってね」的な空気が流れています。

その信頼関係を破ると、すごく高い罰金を払わされるとか。
でもまだ一度も車内での検札を受けたことはありません。。。

と言っても、僕たち学生はキセルなんかしません。
だって、学生にはすばらしい割引制度があるんですもの!!

そうなんです。学生に優しいブリュッセル。。

25ユーロで一年間乗り放題になるんです!!びっくり!!!

なので、僕は来年の10月まで有効期限の一年間乗り放題チケットを持ってます。
いつでもブリュッセルなら移動できます。

が、彼らはストライキをします。

実は先週もストしてました…おかげで学校まで歩いていきます。。

何を主張しているのかフランス語なので理解できませんが、やっかいです。

今週もストするとか、しないとか…昨年は一ヶ月ストライキがあったそうで。
まったく困ったものです。
公共交通機関が動かないでも成り立つこの都市が不思議ですが…
これも日本ではお目にかかれないことなので、貴重体験と、ポジティブシンキング。



くれぐれもブリュッセルに来る際にはストにご注意ください。

2005-10-10

Brusselsの交通事情①:石畳編

石畳を歩く。

ヨーロッパの都市は石畳の道路で構成されています。

もちろん主要幹線道路はアスファルトで舗装されてますが、基本的に街中は石畳です。

その一つ一つの石が作り上げる景観はすばらしいです。
石畳を踏みしめるたびにヨーロッパにいることを実感します。



しかし、そんな石畳の道路たちも全てが良いわけではありません…


何日かブリュッセルを歩いていると、気になる点がいくつか湧いてきます。

それは必ずしも石畳を肯定できるようなものではありません。


ここブリュッセルにはフンがいっっっっっぱい落ちています。

それもそのはず、犬の散歩の様子を観察してみると、誰も手に紙袋orビニール袋を持っていません。

つまり、犬の排泄を処理する気などまるでないのです。

街自体がフンを気にしてないかのように、歩く人々は気に留めてません。

おかげで落ちてるものをみんな踏んでます。。

いいんでしょうか?

しかも彼らはそのまま家に上がりこんで、ベッドやらソファやらに倒れこみます。。。


ここまで来ると、ヨーロッパの町並みに疑問を持たざるを得ません…



でも、やっぱりきれいなんです。

きっと、日本の持つ衛生的な面と、ブリュッセルの持つ町並みの保存の方法なんかを併せ持ちながら都市を考える必要があるのではないかと考える今日この頃、ブリュッセルの交通事情①でした。

2005-10-07

宿決定@グランプラス

4ヵ月半住む部屋を決めました!

なかなか大変でしたが、最後はいい部屋を見つけられました。


ヨーロッパの集合住宅です!

ちょっと狭いんですが、そこで三人で共同生活を繰り広げたいと思います。


部屋はメゾネットの部屋で月に一人当たり130ユーロで借りられることに。

他の留学生たちからは、あまりの立地のよさと値段の安さに「クレイージー」だと褒めていただきました(^-^*)


そんな感じで住むところはひと段落。

後は掃除して、寝具を買って、台所用品かって、、、とまだまだやることはありますが、

何とか生活できそうです。

2005-10-06

宿探し@ブリュッセル

ここ何日かは宿探しがメインになってます。

学校は寮は完備しておらず日本人の留学生だからと言って宿を手配してくれたりはしません。



学校にはじめて行ったときも事務の人に「住む場所はあるの?」と聞かれたので、探してくれるのかと期待して、ないです。と、元気よく返事したのに、、
「そう。頑張ってね。ニッコリ」みたいな対応でした。

昨日もあちこち電話をかけたり、通りを歩きながら「For Rent」みたいな張り紙を探して歩き回りました。
なかなかきついです。
ブリュッセルは基本フランス語圏らしく、不動産関係はフランス語で書かれていることが多いです。


それでも何とか探しました。

学生支援センターのようなところでちょっと狭いですが、借りれそうな物件を紹介してもらいました。


なので、そろそろ住所が確定しそうです。

やっと腰を落ち着けて生活が出来ると思うとすごく嬉しいです。
ブリュッセルを楽しめそうな気がします。


では、また。

2005-10-04

合流

本日東大のベルギー組と合流しました。

久しぶりに日本人の人たちとしゃべるということで少し気が休まります。


しかし、油断は禁物でした・・・

こちらへ来て初めてスリに遭ってしまいました。



当人はすごく冷静に対応していたけど、
やはり気を引き締めて、危ないってことは再認識しておかねば…


ちょっとブルーになる出来事でした。

明日からは彼らと早速住む場所を探したいと思います。
そしていろいろ事務手続きをせねば・・



日本は安全でいい国ですね。

2005-10-03

Study trip to OOSTENDE

9月30日 オオステンドに行ってきました。

スケジュールは↓みたいな感じです。

08:45-Brussels校に集合。11:00-13:00 Fort Napoleon13:00-14:30 Lunch14:30-15:30 Provincial Museum for Modern Art15:30-16:00 Casino16:00-16:30 Royal Galleries16:30-17:00 Library Kris Lambert


この中で一番良かったのは一番最初のFort Napoleon。

遠目からみるとなんか、ただのレンガの塊にしか見えないのに、近づいてみると、入り口があって、ちゃんとしたMuseumになっているんですね。


あんまり日本と比較はしたくないんですけど、やっぱり日本にはこんな気のきいた博物館はないですね。

まず、改装の仕方が凄くいい。おそらく最近まで放置されていたものが歴史的価値のあるものだとわかり、それをMuseumにしたんだと思いますが、完全に復元してしまうのではなく、放置されていた時期も歴史の一つと捉え(本当はどうかは分かりませんが…)スプレーで落書きがされた跡を残したりしていました。

さらに、外向もそんな感じで、丘に埋まっているような佇まいなんですが、無理に掘りおこさず、造成してしまわない。

それでいて、内部の改築の仕方はうまく、ガラスによって内部と外部を上手に分けていました。
ガラスが随所で効果的に使われていて、それによってレンガの質感とか汚さとかがでてました。

是非もう一度寒くないときに行ってみたいと思わされました。

その後の建築は以下のような感じ。
Provincial Museum for Modern Art:ベルギーの現代アートを見ました。建築的に感動したようなことはなかったですが、ルーマニアの子と仲良くなりました(^-^

Casino:一瞬立ち寄っただけで、昼間なので当然人もいなくて、あまり感じがつかめなかったです。

Royal Galleries:ここも通り過ぎる程度。歩きながら、軽く説明を聞きました。そしてポルトガルの子が行方不明になりしばらくそこで待機。寒かったです…(^-^;;

Library Kris Lambert:この図書館はまぁまぁ良かったですね。先生は日本の安藤忠雄に影響を受けている。と、日本人の僕に返答を求めましたが、コンクリートの打ち放し少しなっている程度で、安藤忠雄の力強さとかではなく、きれいに作っている感じがしました。でも、先生はコンクリートをきれいに仕上げて建築にするのは日本の技術力が可能にしたとか、日本にはいい建築家(Toyo Ito,Sejima,Saitoh?,Miyake)がいるとか言ってました。

こんな感じで始めての学校は終了です。


インターナショナルクラスなので英語で会話をしてくれます。
が、やはり言いたいことをいえないのはストレスなので、もっとがんばって英語を操れるようになりたいです。

2005-09-29

In Brussels !!

「next station is Brussels Midi。」

無事に着きました。

成田からシンガポールを経てパリ経由ブリュッセルへ。


やはり今回もフランスの入国審査の人はスタンプを押してくれません。

なぜでしょう…??


ブリュッセルについてみると、寒い!!

ヨーパロを甘く見ていました。いや、甘く見ていたわけではないんですけどこんなに寒いとは。。道を歩く人たちなんて冬服じゃないかと思わせる装いです。
かと思うと、ラテンの人たちはTシャツ一枚です…さすが。

今は学校に着きまして、事務の人に学校を案内してもらったところです。

明日はさっそく授業があります。


ではまた。

2005-09-28

In SINGAPORE !!

But I can't tap Japanese...........


so, later I'll uproad today's review.

2005-09-23

留学とは直接関係ないですが…

先日金沢に行ってまいりました。

出発前にもかかわらず日本国内を飛び回るという無謀なことをしてます…



お目当ては「金沢21世紀美術館」


なので、ご報告までに写真をアップしてます。

2005-09-21

ここへ来て…

出発を一週間後に控えた今日になって、旅行代理店がチケットを取り間違えていたことが判明!!

おいおい。と、つっこみを入れたくなりましたが、そこは大人の対応で、ちゃんと補償してね~と。


やはり、大手代理店に頼んだほうがよかったのか!?
多少チケット代が高くても、信頼と実績を買うというのはこういうことなのかと、逆の立場から認識しました。

まぁこちっが気づいたのでよかったですけど。。。

もし、気づいていなかったらと思うとゾッとします。


最近、何事も最終確認が重要だなぁと、VISAの申請やら書類を提出するときやらに感じます。

でも、一番重要なのはそれを乗り越えて行動すること。

めんどくささに負けずに行って来ます!

2005-09-14

ヴィ~サ~

VISAです。

ようやく先日すべての書類をベルギー大使館に提出しました。
後はとりに行くだけです。
お父さんよろしくお願いしまぷ。

終わってみるとこんなものかと簡単に思えてしまうのですが、やっぱり大変でした。
先輩がたからめんどくさいよ。とは聞いていたものの・・・

まず、ベルギーへのVISAをとるには東京に行かなくてはいけません。
しかし!、いくつかの書類は居住県で申請しなければいけません!
なので、地方に住んでいる身の僕には非常に大変めんどくさかったのです。
これだけで余計な出費¥35000(交通費)也。

さらに、一度お役人の城、霞ヶ関の外務省に行かねばなりません。
その外務省では書類は提出した翌日以降でないと受け取れません・・・・・・・

そのために目と鼻の先にあるベルギー大使館と外務省を別日程で行く羽目になりました。

あ~あ。 タイムイズマネー。。。


しかし最悪これでもう出発できます。
ブリュッセルでの住む場所も、学校がいつから始まるのかも、シャルルドゴールからブリュッセルへの電車のチケッツも取っていないのに
あ~あ。

まぁいいや~~

2005-09-09

いろいろ申請

さて、ようやくベルギーからの入学許可証が届きました。
でも、東大に送られてます。

これで、無犯罪証明書と合わせて、あとは大使館にもって行くだけです。

でも実はまだ申請書は記入していません。
これは意外と意味不明な欄が多くて悪戦苦闘しそうな気配。。
今夜にも取り掛かろうかと思います。


さきほど国際免許証なるものを福岡県警から発行していただきました。
パスポートと免許証を持っていったら簡単に50秒くらいで発行してくれました。

なんとも頼りない紙切れですが、あれでほんとに大丈夫なのだろうかとちょっと心配になりました。

研究室のU先輩はヨーロッパで140㌔くらい出して日本で罰金払ってました(^-^;;
僕はそんなことはしません。
安全第一で右見て左見て、また右見ます。

一緒にベルギーに行くメンバーといっぱい旅行したいと思います。

まず目標はベンツに乗ること!きっとレンタできるハズ・・・

2005-08-29

ヨーパロ留学用ブログ立ち上げ!!

AUSMIPに行く前に留学のことをいろいろ載せるブログを立ち上げます。

毎日海外で起きたこととか、写真を載せたりとか、みなさんに見ていただくためのものです。

取り急ぎ…