2005-11-08

ベルリン:建築編

行ってきました。ベルリン。

薄暗いイメージやら、未発達な感じやらを抱きつつ初めての東側です。

旅行日程は、1日目:ベルリンにて建築を巡る その12日目:同上 その23日目:同上 その34日目:デッサウにて建築を巡るみたいな感じです。


建築を挙げると、

1日目:ドイツ連邦議会新議事堂/ライヒスターク【ノーマン・フォスター】⇒ブランデンブルク門⇒DG銀行【ゲーリー】⇒文化センター【ギュンター・ベーニッシュ】⇒ホロコーストメモリアル【ピーター・アイゼンマン】⇒ポツダム広場【いろいろ】⇒新ナショナルギャラリー【ミース】⇒オランダ大使館【OMA】
2日目:アルテス・ムゼウム【シンケル】⇒ペルガモン博物館⇒ギャラリーラファイエット【ジャンヌーベル】⇒ユダヤ博物館【リベスキンド】⇒ベルリンフィル
3日目:バウムシューレンヴェク・クレマトリウム【アクセル・シュルテス+シャルロット・フランク】⇒ヴェロドーム【ドミニク・ペロー】⇒AEGタービン工場⇒カイザー・ウィルヘルム教会⇒ホロコーストメモリアル夜景
4日目:バウハウス⇒オランダ大使館⇒ユニテダビダシオン【コルビジュエ】⇒オリンピックスタジアム

という、かなり詰まった旅行でした。


一つ一つの感想を書くことは出来ないのですが、この中で特に印象に残っているのは、ホロコーストメモリアル・新ナショナルギャラりー・ユダヤ博物館・ベルリンフィル・ヴェロドームといったところでしょうか。
ホロコーストメモリアルは最近出来た記念碑的博物館で、地下に博物館を全て埋めてしまい(といってもそんなに大きくないんですが)、地上にはコンクリートの塊でモニュメント的なランドスケープを作り上げていました。地下の博物館のプランがきれいで、かつ展示もなかなかぐっと来るものが多かったです。
新ナショナルギャラリーは、三代巨匠の一人、ミース設計のもので、圧倒的なきれいさを持っていました。ミース建築は初めてだったので、感動しました。
ユダヤ博物館は、かなり前から平面図をよんだり、写真で見たりしていたので、今回のベルリン旅行の中では一番気になっているものでした。デコン建築を実際に見るとどうなのか、いままで体験したことがなかったのですごく興味がありました。行ってみると、やはりダニエル・リベスキンドがかなり力を入れて作ったのであろうということがわかりました。さらに、自分の卒業設計はこれを目指していたのかと実感しました。イメージしていた空間が似ていました。
ベルリンフィルは物凄くよかったです。というのも、実はちゃんとオーケストラを聴いてきたんです。これはまた別件で書きます!!
ヴェロドームもすごく良かったです。あんまり大きい建築に興味はないかと自分では思っていたんですが、このスタジアムをみて建築家のすごさが分かりました。ボリュームの操作によって今までにない、スタジアムと緑との距離感を作っています。言葉でなかなかあの感動を伝えきれないのですが…。写真を見てください。あとは、帰ったら熱く語ります。

今回の建築MVP(MVA?)はヴェロドームです。ミースも良かったけど…。

こんな感じでいっぱい建築を見てきました。


ベルリン:体験編で他のベルリンの印象など報告したいと思います!

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