2006-02-21

後期研究旅行計画

パリに引っ越して、まだ一週間ですが早速明日から研究兼建築旅行にでかけます。

しかも今回はいまだかつてない長丁場です。怒涛の3週間!!
南仏へ行きその後スイス、ドイツ、チェコ、オーストリアと回ってきます。
今まで長くても2週間だったので、今回は未知数です。途中で力尽きるかもしれません。

なので、疲れたら帰ってきます。

詳しい日程は、

2月21日Paris⇒Nice
  22日Eze・Monaco
 23日Menton・Ste-Agnes
  24日St-Paul・Vence・Gourdon
 25日Bargeme・Seillans・Tourtour
 26日Marsille
 27日Ansouis・Lourmarin・Menerbes・Gordes
 28日Avignon・Les Baux-de-Provance
3月1日Lyon
   2日Basel
    3日Basel
    4日Basel
   5日Zurich
   6日Munich
   7日Munich
    8日Prague
   9日Prague
  10日Wien
  11日Wien
  12日Wien
  13日Wien⇒Paris
  14日Paris着

やっぱりこうやって書いてみるといかに無謀な旅行かが分かります。そして、今一番気がかりなのは明日の朝一番の飛行機に乗れるのかどうか…。
どうやら、始発の電車で行ってもぎりぎりチェックインの時間には間に合わないんですね。なので、出発間際に飛行機に駆け込むことになると思われます。
乗れなかったら、帰ってきます…。そのときはまた、計画建て直しです。

それでは、行って来ます。しばらく更新できないと思いますが、元気です。


では。

2006-02-15

ブリュッセルに恋して

ついにこの日が来ました。
9月に飛行機に乗って成田、シンガポール、パリを経てたどり着いたブリュッセル。そんなブリュッセルを今度は逆順路で去ろうとしています。

思えばブリュッセルでは多くのことを学びました。
到着そうそう盗難にあったことや、学校での課題・ディスカッション、設計事務所でのプチお仕事、マダムやマドモアゼルとの出会い。挙げていくときりがありません。

ブリュッセルでは日々その日が新鮮な何かを体感でき、四年半暮らした福岡に比べ、ものすごい勢いで周りの環境を吸収しようとしていました。おかげで、疲れましたが、四ヵ月半でかなり愛着を持つことができました。

最終日前夜は同居人のさとちゃんとブリュッセルの中心であるグランプラスに行きました。ここは当初から何度となく来た広場で、学校の教授はこれはただの観光の中心だと言っていますが、やはりグランプラスは非常に美しい広場だと再確認しました。
さまざまな都市に行きましたが、ここの広場よりもいいところをあげろといわれると非常に困ります。それくらい素敵な広場です。大好きです。
ここはヨーロッパの中心です。

で、さらにグランプラスには中心に印があるということで、さとちゃんと日付をまたいで探しましたが、残念ながら見つかりませんでした…。日本人が二人ずーーーーっと中心付近をウロウロする様子はちょっと異常だったでしょう。

そして出発の朝はいつもよりも早く目が覚めたため、行きつけのカフェへ行きました。
開店直後だったため他のお客さんは誰もいませんでしたが、一人コーヒーを飲みました。
次に行くときまで、あの店が残っているのか、かなり怪しいもんです。


いよいよ出発。

タリスでパリへ…あっという間の4ヵ月半でした。

パリでもアクティブにカフェを見つけます。。。

2006-02-03

『ベネルクス』のルクス

ルクセンブルク(Luxembourg)に行って来ました。これでヨーロッパ7カ国目。ベルギー・オランダとともにベネルクス三国と呼ばれる、小さい国です。
その首都はその名の通りルクセンブルク。
ここはローマ帝国時代から、街道が交わる重要拠点であり、断崖を利用した城壁に囲まれている旧市街地を中心に栄えています。
ベルギー・オランダの諸都市と比べると、かなり特異な地形になっていてます。
ここに行くにはブリュッセルから電車で3時間。九州の福岡ー鹿児島のようなもの。


さて、着いたのはお昼12時でしたが、気温が-4℃…。寒いです。最近ブリュッセルも寒いですが、内陸に向った分さらに寒くなってます。雪もちらつきぎみ。
そんな気温の中、さくさく街の中を歩き回りました。
駅自体は新市街にあり、そこから10分くらい歩いたところに旧市街があります。旧市街といっても寂れているわけではなく、商店街があったり、古い建物を利用したマクドナルドがあったり。とても賑やかです。
こういう街の作り方は日本も是非真似するべきです。なんでも駅前ならいいのかというとそうでもないだろうと。もちろん駅前の新市街地も十分賑わっていますが、旧市街の歩行者中心の街づくりは非常に好感が持てます。

そんなこんなで、旧市街や、EU裁判所を見て周り、だんだん日が翳ってきます。日中-4℃の街なので日が沈むと、大変です。寒いとか、そういう表現ではなく、痛い。です。

が、そんな痛いながらも、夜のルクセンブルクはさらに魅せてくれました。
旧市街と新市街の間の城壁や、橋・教会など街中が絶妙なライティングで包まれています。昼間に見た街とは違った顔を見せてもらいました。是非訪れる方は夜の街も見てください。


二日目は午前中-6℃の中、再びルクセンブルクの新市街地を見たあと、ブリュッセルに帰るついでにナミュール(Namur)という街に寄ってきました。
ベルギーはこのナミュールを境に地形が変化するんだとか。
それゆえに地形的な要衝として戦禍が絶えず、何度も再建を繰り返したそうです。
そしてそんな街にあるシタデル(城砦)を見てきました。

人間は作ろうと思うと、凄いものを作るんですね。と、思いました。


そんな二日間の旅行でした。
そろそろパリへ移動です。あと一回ベルギー国内を回れればいいかな。