2005-12-21

ロンドン旅行記2日目(12月17日)

まずは昨日の夜イマイチ分からぬままだったグレートコートへ行きます。
空に雲ひとつない快晴なのできっといい写真が取れるだろうと期待していきました。

大英博物館はその期待を裏切らないで僕たちを待ち受けてくれました。

昨日の夜とは違ってかなりきれいな空間に仕上がっています。
それでも何故か見た写真とちがうなぁ~と思っていたら、




建築ガイドブックに小さく「写真は全てCGです。」と。
おふ。





そういうことだったんですね。空があんなに青く透けていたのは、CGだったからなんですね…

と、少しがっかりしたものの、これはこれでなかなかいいのでよしとしとする。

大英博物館を午前中ゆっくり回り、分かったことは…イギリス窃盗罪確定。
人のもの盗みすぎ。
それを堂々と公開してはいけません。あそこまでやると開き直りですね。

そしてその後、近くにある建築界のビートルズ的存在であるアーキグラムのロン・へロンのイマジネーションビルをこそっと、ちらっと見ました。ほとんど見えなかったけど…

その近くに思わぬ収穫があって、ロンドンのこれから建つ建築たちがいっぱい模型で並んでいるのを発見。ロンドンオリンピックの会場なんかも模型で置いてありました。



この日はさらに目的となる建築を二つ見ました。
ノーマン・フォスターのサックラーギャラリーとトニー・フレットンのリッソンギャラリー。

サックラーギャラリーは非常に狭い空間でしたが、フォスターにしては押えが利いててよかったです。
ここはもともと二つの建物の間、外部空間でしたが、そこをガラスを使ってうまく内部化しており、外部の痕跡をのこしながらリノベーションしていました。

リッソンギャラリーはそれなりにきれいな建物でしたが、どこがどういいのか僕にはあまりよく分かりませんでした。

この後、ナショナルギャラリーで絵画を見学。



さらにメインイベントは夜です!
ロンドンといえばミュージカル!!
ということでめぼしいミュージカルをピックアップ。

まずはオペラ座の怪人。○野さん(ブリュッセル)が是非見たいとダダをこねましたが、タニ(パリ)の反発にあい断念。

次に、マンマ・ミーア。これは個人的に見てみたいものだったんですが、人気作品につき値段が高い&ソールドアウト。さすがです。

そして、実は最初に候補に挙がっていたものの、コミ(ミュンヘン)が一度見たことがあるということだったのでやめとこうかと、言っていたWe Will Rock You。
が、どうせ見るならはずれのないものを見ようとコミが言ってくれたので結局これを見てきました。

こんなときもさすがヨーロッパ、学生割引があるんですね。
まぁそれでも決して安くはないんですけど、普通に買うよりはずっと割安。
格安チケット屋さんよりも正規学割のほうがやすいってなかなかいいことですね。
是非日本でももっと学生に対して文化の門を広げて欲しいです。

そして、結果的にはみんな大満足。
QUEENの名曲ばかりを組み込み、生演奏で聞かせてくれる。
しかも観客たちが見慣れてるせいか、合いの手・拍手が完璧。
最後はみんなで歌って、スタンディングオーベーション。
本場のミュージカルを堪能しました。
終わりよければ全て良し。


この日はミュンヘン組のカイクンの到着を深夜まで待ちました。これで全員集合。

是非日本でもミュージカルを見たいと思いながら寝ましたとさ。

本日の日程↓

大英博物館グレートコートThe Great Court,The British Museum⇒イマジネーション・ビルImagination Buildings:ロン・へロンRon Herron⇒The Building Museum⇒リージェント・ストリートRegent St.⇒サックラーギャラリーSackler Gallery:ノーマン・フォスターNorman Foster⇒リッソン・ギャラリーThe Lisson Gallery:トニー・フレットンTony Fretton⇒ナショナルギャラリーNational Gallery⇒Dominion Theatre

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