2006-02-03

『ベネルクス』のルクス

ルクセンブルク(Luxembourg)に行って来ました。これでヨーロッパ7カ国目。ベルギー・オランダとともにベネルクス三国と呼ばれる、小さい国です。
その首都はその名の通りルクセンブルク。
ここはローマ帝国時代から、街道が交わる重要拠点であり、断崖を利用した城壁に囲まれている旧市街地を中心に栄えています。
ベルギー・オランダの諸都市と比べると、かなり特異な地形になっていてます。
ここに行くにはブリュッセルから電車で3時間。九州の福岡ー鹿児島のようなもの。


さて、着いたのはお昼12時でしたが、気温が-4℃…。寒いです。最近ブリュッセルも寒いですが、内陸に向った分さらに寒くなってます。雪もちらつきぎみ。
そんな気温の中、さくさく街の中を歩き回りました。
駅自体は新市街にあり、そこから10分くらい歩いたところに旧市街があります。旧市街といっても寂れているわけではなく、商店街があったり、古い建物を利用したマクドナルドがあったり。とても賑やかです。
こういう街の作り方は日本も是非真似するべきです。なんでも駅前ならいいのかというとそうでもないだろうと。もちろん駅前の新市街地も十分賑わっていますが、旧市街の歩行者中心の街づくりは非常に好感が持てます。

そんなこんなで、旧市街や、EU裁判所を見て周り、だんだん日が翳ってきます。日中-4℃の街なので日が沈むと、大変です。寒いとか、そういう表現ではなく、痛い。です。

が、そんな痛いながらも、夜のルクセンブルクはさらに魅せてくれました。
旧市街と新市街の間の城壁や、橋・教会など街中が絶妙なライティングで包まれています。昼間に見た街とは違った顔を見せてもらいました。是非訪れる方は夜の街も見てください。


二日目は午前中-6℃の中、再びルクセンブルクの新市街地を見たあと、ブリュッセルに帰るついでにナミュール(Namur)という街に寄ってきました。
ベルギーはこのナミュールを境に地形が変化するんだとか。
それゆえに地形的な要衝として戦禍が絶えず、何度も再建を繰り返したそうです。
そしてそんな街にあるシタデル(城砦)を見てきました。

人間は作ろうと思うと、凄いものを作るんですね。と、思いました。


そんな二日間の旅行でした。
そろそろパリへ移動です。あと一回ベルギー国内を回れればいいかな。

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