ちっとも更新できてませんでしたが、元気です。
ちょっと言い訳をすると、PCの調子が悪く、写真をいじれない状態になってしまったため、ブログにも手が伸びませんでした。
そして、実はその間に、先日行きそびれていた東欧へ行って来ました。
東欧といっても、今回はチェコ・スロバキア・オーストリアという、中欧辺りを回りました。
あまり時間も取れなかったので各国の首都を回るという、慌しいスケジュールで行って来ました。
まずは、パリから夜行バスでプラハへ。
ここはチェコの首都ですが、『プラハの春』で有名ですね。
毎年春にプラハでは音楽祭が開かれます。
ドボルザークやスメタナといった有名な作曲家を輩出した文化レベルの非常に高い街です。
昨年末から、「プラハの春(上)(下):春江一也 集英社文庫」を読み続けていたので、凄く行きたかった街のひとつです。
旧共産党支配が終わり、自由に旅行できるようになったわけですが、東欧の空気は未だ色濃く残っていました。
が、やはりプラハは音楽の都であることを街のあちこちで感じさせてくれます。ちょっとした広場では常に、ジャズやクラッシックを聴くことができるし、ミニコンサートは比較的手ごろな値段で毎日あちこちで開かれています。
今年はモーツァルト生誕250周年?ということで、モーツァルト関係のコンサートのビラが多かったです。
さらに、プラハは東欧の街としては珍しく戦災を免れてきた街です。これには、チェコ人歴史が大きくかかわっているわけですが、そのきれいな街並みは、夜になるとさらに美しさをましていました。
数多くある塔や、ブルダヴァ(モルダウ)川にかかる多くの橋。それらがライトアップされる夜の街はすばらしく、感動しました。
さて、プラハから電車で4時間半かけ、一路ウィーンへ。
ウィーンもすばらしかったです。
ただ、やはり、西側の国として近代以降発展してきただけあって、チェコの街並みとは異質のものです。
ここには、おおくのすばらしい近・現代建築がありました。
とくに、オットーワーグナーの設計したものはどれもすばらしく、いい建築が作る街を堪能できました。
ちなみに、ニューイヤーコンサートで有名なウィーン楽友協会ホールへ行って来ました。チケットは、立見席で、5ユーロ。ちょっとお得な感じがしましたが、人がいっぱいで、なかなか…やはり聞くなら少しお金を払って、ちゃんと席に座らないとダメですね。
もう少し大人になってから行きましょう。
そのご、チェコと連邦制を解消したスロバキアの首都・ブラチスラバへ。
ウィーンのあとに行ったせいでしょうか、あまりの違いに呆然です。
やはり、ヨーロッパ内での経済格差は確実に存在します。
それでも、街のあちこちで工事が行われており、これから10年後へ向けた街づくりをしているのかなと感じました。
ブラチスラバには一日しかいませんでしたが、最後はドナウ川のほとりを歩いて終了です。
東欧の首都三つを回ることで、すばらしい建築も多く見られたし、さらに、国境をまたぐだけでがらりと変わる経済状況に驚かされた、プラハ⇒ウィーン⇒ブラチスラバの旅でした。
さて、あと2,3日で帰国です。準備をしないと帰れなくなりそう…。
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